立 禅
りつぜん
太気拳 を創始した澤井健一というセンセが
広く他の武術・武道にも伝えられたもの
やることは非常にシンプル
形のバリエーションはたくさんあるけど
共通するのは「ただ静かに立つ」だけ
これが武術に取り組む土台となる
身体と神経を養うものとされ
今も武術や格闘技の種類や流派を越えて
多くの人が熱心に取り組んでいます
「澤井健一先生」
↑ ↑ ↑
一例としてこの形を作ったら
首・肩・腕・背中…
腰・股関節・膝・足首…
全身各部のリキみをとことん抜くのです
身体の重みを感じながら続けていくと
下腹の奥や背中の筋肉が鍛えられて
上体を楽に支えることができます
そう、よく体幹って呼ばれとるやつ
「自前のコルセット」
特に腸腰筋は膝(腿)を持ち上げるので
つまづきや転倒予防にもなるのです
「ただ静かに立ち続ける」
「ただ静かに立ち続ける」
不思議なことにそれだけで
筋肉と神経のトレーニングとなります
カッコ良い立派な大木は
枝葉と幹のバランスが取れている
同様に
技や術という「枝葉」を広げるなら
「幹」にあたる意識とカラダを
しっかりさせることが肝心
それを誰でも簡単に始められる方法が
立禅なのです
はじめての人にこんな説明をしても
ピンと来る人はまず居ないし
ヘタすりゃ不気味なカルト話?(笑
とにかくこればかりは
やった人にしか分からない
何とも不思議なトレーニング
年を取ってから困らないためにも
あきらめて一度お試しあれ!